I was in charge of photographs for a book "How to Wood Engraving" by Shinbun Udagawa. I captured whole process one by one and i was very surprised at how many processes we need to get through it! but that means the meaning of creation. Shinbun Udagawa's works perfectly like a Japanese traditional Print! Design of this book is also very fantastic :)
著者:宇田川新聞
編集:矢部智子
写真:keiko kurita
イラスト:瀧 加奈子
装丁:瀬川卓司 (Killigraph)
編集協力:涌井三千代
発行:池田書店 判型:B5変形/並製 ページ数:96
発行日:2009年9月28日 定価:1,260円 Amazonのページ
手軽に楽しむ、小さな道楽。かわいい木版画のつくり方
わたしたちの生活のまわりには、印刷されたものがいっぱい。紙に印刷されたものは、とくに身近にあるものです。そんな紙の印刷物を自分でつくれるのが木版画です。本書では、そんな木版画をかんたんに、そしてたのしく知ることができます。
木版画イラストレーターの宇田川新聞さんによる書籍『木版画手習帖』の工程、図版、イメージ写真の撮影を担当させていただきました。初の実用書の撮影でした。編集はいつもお世話になっている矢部智子さん。撮影は主に金沢八景の宇田川さんのアトリエにて。木版画ってこんなにいろいろな工程があるの!と、はじめは驚きましたが、それが木版画の醍醐味だなと撮影を通して思いました。写真でいえば、幾重ものプロセスを踏む大判カメラで撮る意味、暗室で写真を焼く意味などと似ているのかな。
この本は、宇田川さんが紹介する版画の材料、仕組み、工程、方法などを、編集の矢部智子さんが丁寧に紡いでいます。気軽に取り組める実用書です。また、木版画を利用したオリジナル雑貨創りも紹介され、さらに浮世絵を思わせる宇田川新聞さんの図版の使用も多く作品集的要素もあります。瀬川卓司(Killigraph)さんによる細部に渡るデザインや紙質選びまでとてもよいです。池田書店の丁寧な制作進行にも裏付けられた信頼のおける本です。ぜひ手に取って木版画を試してみてください!
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