Tuesday, 21 July 2009

カメピ写真教室(全3回コース)

Sorry for its written in Japanese only... this is a summary of my teaching experience as a tutor on Photo Classes (day and evening courses, Duration 3weeks, operating several times a year)

カメラピープルストア「モノグラム」でカメピ写真教室(全3回コース)の講師が始まりました。教室開催にあたり、モノグラム監修のもと、独自にカリュキュラムを構成し、教材も自分で作りました。「写真は好きだけどどう撮ったらいいかわからない」という方を対象とし「感性のうえにほどよい技術を」をキーワードにした教室です。

とはいえ。私自身も悩みながら勉強の日々を過ごしているため、伝えられる事は「今までの経験」と「今までに学んだ知識」。でも、自分が何を学んだ時に意味を感じたか?と思い出しながら「知ることの大切さ」を一番に伝えたいと臨んでます。

初日は、事前に選んでもらった自分の好きな写真と、失敗/好きじゃない写真を見せ合う事から開始。好きな理由と、好きじゃない理由 (特に重要)を説明してもらう「なぜ?」の時間。講義だけではなく、プレゼンテーションと、全員での対話を行います。写真を人前で見せて説明し、お互いの写真を見ること。この課程で学ぶことは計り知れません。

2回目は「思うように撮れなかった写真」が「もう少しカメラのメカニズムを知れば解決できる」場合、それを解決するために必要な「知識」の講義。「露出とは何か」という基本的で、そのくせ複雑で、裏をかえすととてもシンプルで、とても重要なこと。その「露出」にまつわるあれやこれと、色や光のお話。自作のテキストを教材に進めます。3回目は新しく撮った写真の成果発表会と「ミニミニ写真絵本」を作りました。

自分の写真と向合うこと。自分のイメージに近い形の写真を実現させるため、感性のうえに知っておくと有利な科学的知識とそれを扱う技術。それらを知る事。生徒の「真剣」が集まるなか、じっくり対話しながら私もいろいろ考えました。3回のクラス中、学ぶ事により、よけい混乱する生徒もいました。でも、そういう課程は大事だと思うのです。現に、3回目の成果発表会では、みんなの成果が目に見え、ミニミニ絵本創りもレベルが高く驚きました。また何よりうれしかったのは、生徒がそれぞれ「写真が前より楽しくなった」と目を輝かせていたことです。

「知る」こととは、表面はさほど変わらなくとも内側は確実に深くなり、軸ができます。そのことを自覚できた時には不思議な充実感もあり、より自由になれると思うのです。生徒達ひとりひとりに今回その事がきちんと伝わったように思えましたし、私にとっても実りある教室となりました。(第1回目の教室の様子をモノグラム店長さんが書いてくださいました。)

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