I was in charge of photographs for a book " How to sew cloths with meisen" Meisen is Japanese traditional silk cloth has been used for Kimono. The cloths were beautiful and each ideas by designers were so great. Also The model girl named Mai, she was just fantastic. She is a teenage girl who loves Radiohead and Terry Richardson, tries to take steps toward going travel around the world inspired by reading a novel. She is more than decade younger than our creating crew, but she understood things cleverly and helped us a lot. Indeed, I learned many things in her attitude for works and life with her fresh sence! wonderful!
『銘仙でつくる小物とスカート』
企画・編集・執筆:磯部理恵子
AD+D:山田信男(CENTRAL PARK)
撮影:keiko kurita / 製作過程の撮影:鈴木信行
モデル:タカハシマイ
版型:B5 96p 並製 カラー/特色1色
発行:誠文堂新光社 (2010.3.25) 定価:1470円 Amazonのページ
本書は、銘仙を使って小物(袋物、コサージュやクッション等のインテリア小物、ステーショナリー…)やスカート、ワンピースなどを手作りする本です。作家による見本とその作り方を紹介します。また、銘仙の生地の扱い方や着物のほどき方など、実際に作る時に必要な基礎知識も収録しています。
編集者の磯部理恵子さんによる書籍『銘仙でつくる小物とスカート』のイメージ写真撮影を担当させていただきました。AD+Dは山田信男(CENTRAL PARK)さんです。さすが、美しい本になりました。編集とデザイン、それぞれのディレクションの下、得るべくイメージのために取り組む撮影は、それなりに体力を使いますが楽しいものでした。出来上がった本を見ると、それぞれのカットごとに、どのような対策を施したか思い出します。銘仙の布は美しく、作家の方々のアイディアも素敵です。磯部さんの本創りへの情熱や、山田さんのデザイン魂が伝わります。ぜひ手に取ってみて下さい。
この撮影で出会った18歳のモデル:タカハシマイちゃんはテリー・リチャードソンとレディオヘッドが好きというすごい子でした。制作チームより一回り若いのに、とても理解力があり、求められることをこなすだけでもすごいのに、自ら進んで協力的な提案まで捧げてくれる、素直な頑張り屋さんでした。そんな大人な面もあれば、沢木耕太郎の『深夜特急』を読み、旅に出たいと思うけど何となく不安に思うようなナイーブな部分もあり、かわいらしいなーと思いました。そんな彼女に、私の写真に関する活動や、実は留学のきかっけはマイちゃんと同じレディオヘッドが好きだったことなどを話すと「わたし、そういう大人になりたいんです!」と言われてしまい、わー!とタジタジしてしまいました。これからが楽しみです。つまり私は、なんだかマイちゃんのファンになってしまいました!